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ケアネットワークについて

共生社会の芽吹きを信じて

介護事業を始めて今年で15年、今多くの人が夢を託した「介護の社会化」が揺らいでいます。一方介護が必要なおとしよりをはじめ、さまざまな障がいや難病に生きづらさを募らせている人は増えるばかりです。
 
経済的な困窮の広がりが家族の負担を増しています。私たちの相談・計画部門はこうした激変の中で、介護保険だけでなく障害者総合支援法、生活困窮者自立支援法、生活保護法、各種市民サービスなど様々な社会資源を動員して支援に勤めています。
 
さらに、的確な見立てによる迅速な福祉用具の提供、住宅改修の提案が暮らしの安心と利便を高めます。そして、相談・計画、住環境の支援と結んでホームヘルプが寄り添います。私たちは社会保障の縮減という逆流に抗して、「その人らしい人生」を全力で支援し基本的人権を基礎にした共生社会を目指します。
 
私たちだけではありません。いたるところに支援を求める人に寄り添い、ともに歩こうとする人がいることを知っています。
 
共生社会の芽吹きを信じて私たちは努力を続けたいと思います。
 

代表取締役 関口 和幸

 

介護ネットワーク

私たちの周りには今さまざまな問題が山積しています。
とりわけ重度化する在宅高齢者や障がい者の介護が、改善の兆すら見えない働き手不足によって深刻さの度を増し、貧困がそれに拍車をかけています。
 
私たちが望む「公的な介護の保障」は遠のくばかりです。
盛んに喧伝されている「地域包括ケアシステム」も決して「伝家の宝刀」ではなく、財源不足の下で介護制度の持続を図る「弥縫策」としての側面が色濃いものです。
 
こうした逆風にあって、私たちが目指すものは「その人、家族の人生を踏まえた支援」、「その人らしい生き方の支援」です。
 

  • 私たちは信頼を築くことに努めます。
  • 社内のネットワークで支援に当たります。
  • 行政をはじめ、他機関、多職種との協働に努めます。
  • その人、家族の幸せと楽しみを呼び込むネットワークの形成に努めます。

そうした努力の積み重ねが、共生社会を切り開くステップだと信じています。